修学旅行先で体調不良になるかもしれない不安と怖さ

6月某日、現在中学3年生の息子が無事に2泊3日の修学旅行を終えました。
健康なら楽しみなはずの修学旅行も、体調不安を抱える子にとっては悩みの種だったりします。
「行きたい気持ちはあるんだけど、体調不良になったらどうしよう・・・」というね・・・・
親だって子供が「行きたい」と言うなら何とかしてあげたいと思います。
けれどもその日になってみないと体調だってわかりませんから、場合によっては当日キャンセルも視野に入れておかなくてはなりません。
いつ、どこで具合いが悪くなるのかもわからないし、もし具合が悪くなっても集団行動の中では言い出しにくいだろうし、そんな中での2泊3日は本人も不安だし怖いと思います。
息子の場合、これがあと数か月前だったら 家族の誰かしらが付き添いで旅行先へ行っていたかもしれません。
今よりももっと体調が悪かった昨年だったら行かない選択をしていたと思います。
これも本人の体調が上向いてきていることや、この日までにいろいろ克服できていたので(外出不安・外食不安・乗り物酔い 等)以前ほどの強い不安がなくなっているからこそできたことです。
それでもまだ不安はありました。
体調が悪くなり始めていた中学1年生の頃に無理して行った日帰りバス旅行で、一日中気持ちが悪くて散々な思いをした息子は、それもトラウマになっていて乗り物も心配していたんですよね。
修学旅行中は電車やバス、新幹線による移動が多々ありますから。
当日の朝も早くて、消化器系の弱い息子は起きてすぐには朝食が摂れないため朝食をどうしようか、とか(結局学校側が朝食を持ち込んでも良いというお便りを出してくれたので事なきを得ました)
向こうでちゃんと食事が摂れるかな・・・(緊張して食べられないかも)とか。
一日のスケジュールもなかなかハードですし、もし朝から体調が悪かったらどうしようか とか。
結局 息子は修学旅行先で体調不良にはならず、3日間楽しく過ごせたそうで これら全て取り越し苦労に終わりました。
修学旅行、体調不良が怖いアナタへ。不安を安心に変えるためにできること

私は、無理は絶対に禁物だと思っています。
なぜなら、動けるような状況ではなかった息子に無理をさせ、その結果体調はさらに悪化して長引かせてしまい、さらにはたくさんの不安を抱えさせてしまったから・・・。
この不安を取り除く(乗り越える)のも本当に容易ではなかったからです。
できたら体調万全で行けるのがベストですが、不安だけれども本人に行きたい気持ちがあって、工夫次第でなんとかなりそうだとなれば行っても良いのかな、と思います。
旅行へ行ってみて、結果大丈夫だったとなればそれもまた本人の自信になりますし。
少しでも不安を取り除いて、少しでも安心して行けるためにできることをいくつか挙げてみたいと思います。
抱えている体調不安にもよりますので、この限りではないと思いますが少しでもお役に立てますように。
●まだ見ぬ未来を考えて、不安でいっぱいにしない
●当日までできる限り体調を整えておく
●旅行同行者(先生や友達)へ自分の状況を周知徹底しておく
●協力者を得る
●信頼できる子と同室にしてもらう
●体調が悪くなったら、すぐに対処できるように配慮してもらう
(すぐに担任と連絡がとれるようにする、待機する部屋などを用意してもらう等)
●場合によっては親が同行する
●お薬の持参
●それがあると安心できるようなアイテムがあれば持参する(息子の場合はミントのスプレーです)
状況を知っておいてもらう、協力者がいる、ということはとても安心に繋がります。

余談ですが、起立性調節障害のお子さんをお持ちの方とSNSで繋がっていまして、その方は実際に修学旅行先に家族で付き添いされたそうです。
起立性調節障害で朝の起床の問題や、体力的な問題、天気によって体調が左右されるなど様々な問題を抱えていて団体行動が難しいことから、修学旅行には申し込まずに本人と家族で別の宿泊先を予約し、参加できそうなタイミングで現地に合流、というかたちで修学旅行に参加されたそうです。
もちろん、体調不良が起きた際にはすぐにかけつけられるように連絡手段も学校側と打ち合わせ、現地での移動手段も自家用車だったそう。
家族総出で、修学旅行を成し遂げられたんですね。
お子さんも家族が一緒だったことで、安心して修学旅行に参加できたことでしょう。
無理は禁物ですが、この例のように学校側の理解や協力、配慮が得られれば可能なこともありますので、とにかくご自身の不安な部分をできるだけ学校に伝えて、事前に話し合い、「こうなったらこうしよう」という対応策をしっかり考えて万全にしておき、少しでも不安を軽くした上で修学旅行を迎えてほしいと思います。

