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中学生の息子|体調不良からの入院の経過

体調不良の中学生の息子が入院してみえてきたもの

2022年5月9日~2022年5月20日まで 約12日間入院していた息子。

今回の入院でいろいろとみえてきたことがあります。


息子、なんと 低栄養脱水でした。


元々食が細く偏食だった息子。

嫌いなものには一切手を付けず、自分の好きなものや決まったものしか口にしなかったんです。

少し食べるとすぐにお腹が一杯になってしまって 早々に『ごちそうさま』となります。


中学二年生にして身長137㎝、体重26kgの小柄でガリガリな息子。

小柄にしても成長ホルモンの値が大分低く栄養状態がかなり悪かったそうです。


私も元々小食で小柄でガリガリ、中学生になるまで外食で大人と同じ量が食べられず ずっとお子様ランチでした。

当時の私は確か中学一年生で身長143㎝、体重30kgだったと記憶しています。

食にあまり興味がなく、『食べろ食べろ』と言われれば言われるほどゲンナリしてしまう・・・
テーブルの上に並んだたくさんの料理を見ただけでお腹が一杯になってしまう・・・
そんな子供だったんです。

そんな私でしたが、成長期がきたら自然とたくさん食べられるようになったし、大人になるにつれて自然と好き嫌いもなくなっていました。

大人になった今となっては、苦手なものはお刺身くらいで基本何でも食べます。
体重48kg、身長166㎝。
至って健康、風邪もひきません。


そんなだったから、『息子も成長期になれば大丈夫だろう』『ただの好き嫌いだろう』『ただの喰わず嫌いだろう』と思って あまり心配してませんでした。


それから水分。

学校に持たせていた水筒の水が一切手を付けられておらず、こんなに飲まなくて大丈夫なのかといつも心配していました。

中学生になってからも サッカー部であんなに激しく動き回っているのに、全然水分を摂っていなかった・・・。


もしかして、息子が学校を休み始めたきっかけとなった体育祭の練習時、微熱もあって『手足がしびれた』と訴えたあの時、『少し頭痛』を訴えたあの時、既に脱水症だったか 熱中症だったのかも・・・・・・



今回の入院では脱水の解消はもちろん、食事を摂れるようにしていくこと(低栄養の解消) 合わせてお腹の動きなども診ていくことになりました。

入院してすぐに点滴がはじまったそうですが、その日の夜には着替え、立ち上がる、などの日常的な動作での息切れや着替え時、歯磨き時になっていたオエオエする吐き気が治まっていたようです。

入院時 息子は便秘が大分あり、数日は浣腸で出したのだとか。
お腹の動きをよくする便秘薬も使って、毎日の排便をコントロールしていました。

夜に便秘薬を使うと、次の日の朝、または午前中に便意からの排便で気持ちが悪くなるのは相変わらずの様でした。

いつの頃からだったか、息子が排便するのにかなり息張っていたので『そんなに息張らないと出ないの?』と尋ねたことがあります。

この時から腸の動きがあまり良くなかったのかもしれませんね。

けれども入院中には薬のおかげで 息張らなくても便が出るようになりました。


違和感があって、押すと気持ち悪くなってしまうため ずっと触られたくなかったお腹ですが、今回の入院を機に どうしたって先生に触られるわけでして、そうこうしてるうちに退院時には触られて嫌なほどの違和感はなくなってるようでした。

中学生息子|入院してさらに気持ち悪さが増して食べられなくなる

入院してすぐ、息子はどのくらい口から食事が摂れるのか病院側は気になっていたようです。

大人食が食べられず 学童食にしてもきついようでした。

とにかく『食べろ食べろ』『食べないと退院できないから食べろ食べろ』と言われ、プレッシャーや入院の不安緊張からなのか、食べようと思っても気持ち悪くて食べられないため 固形物が難しそうだとなり、経腸栄養剤(低容量で高カロリー)も取り入れようという話に。

それがだめなら直接お腹に栄養を入れる経管栄養なんていう話まで出て そら恐ろしくなってしまった息子。

病院食の味が苦手なのと『家で食べれば食べられるのに病院や学校では気持ちが悪くなってしまって食べられない』という不安が彼の中にはある感じでした(体調を崩してから常に気持ち悪さがあって学校の給食が食べられなくなってしまったのが影響してると思います)

始めのうちは水分も摂れなかったそうです。。


食べられない、飲めない、寝られないという日が数日続き、入院してさらに体重が減ってしまいました。

入院時に25.6gだった体重が翌日には24.1kg、翌々日には23.7kgに。


食事が苦痛で毎日泣きながら電話をしてくるので受け止める私の方もかなりキツかったです(;’∀’)


しかし、気持ちが悪くてもなんでもとにかく食べて食事を口から摂れるようにするのが基本。

小児科の先生はやはりプロです。

息子が泣いたってなんだって甘い顔はしません。

『全く食べられなければ帰れない』

そこは絶対にブレません。なぜなら命を守るのが先生の仕事だから。

また、病院内での息子は部屋から出ても良い時間が決められていて、1日のうちでたったの15分だったそうです。

『食事が摂れなければ命に回すエネルギーを確保するためにジッとしなければいけない』

低栄養とはそのくらい危険な事なのだと思い知らされました。


退院の目安は『しっかり食べられるようになって体重が増えてきたら』ということで、病院側としたらもう少し食べられるようになるまで診たかったようですが、本人入院自体がストレスになっていて食べられなくなってしまっていることもあり、また良くなっている症状もあるので、家で食べて体重を増やしていこうとなり 退院のはこびとなりました。

退院時の体重は23.1kgでした。

中学生息子|体調不良の原因と考察と今後について

息子の体調不良の原因として以下 担当医の見解と今後についてです。____________


『 今回の症状につながった1つの原因として本人の不安という心の問題の部分が一つ。

体調を壊してから、学校や病院など家ではないところだと食事の時に緊張が強くなるようで、食べられなかったらどうしようという不安があるみたいだ。

ただ、入院当日の15:00に点滴を入れ始めてその日の夜には良くなっていた症状もあり、相当気持ち悪さがなくなっていたので心の問題だけではない


低栄養で脱水となると気持ち悪くて吐いたりします。

ではなぜ低栄養になったか。

ベースで痩せていて小柄、また少食だったのもあり 同年代の子供より体格・体力・余力の部分で差が出てしまっていたと思う。

小学校から中学校と学年が上がるにつれて活動量が増えていく中で 周りの皆のできる量が上がっていき、皆と同じように頑張ろうとして頑張り切れない部分があり 小学生の頃からじんわりじんわり体力が落ちていってたと思う。

恐らく長らく栄養状態が良くなかったのではないか・・・。

栄養状態が悪いということは飢餓状態。

身体にとっては危機的状況なので、体が省エネしようとして活動量や意欲が減ります。
動きも鈍くなります。


食べると気持ちが悪くなるというのは低栄養によって体力が落ちて腸が動いてないからでしょう。

消化でエネルギーを使うのでそこに摂られてしまっているのかも・・・・。

充分に食べ物を消化できないってとこがあるのかもしれない。


入院時にお腹が詰まり気味だったのも、低栄養(腸の動きが悪い)からの便秘、食事量の少なさからの便秘、どちらもあると思うので 食べて、出して、便秘の薬を飲んでお通じを良くしてとにかくお腹を動かした方が良い。


息切れについては脱水から生じていたと思われる。

脱水になると、体の中の血液がギュギュっと濃くなってしまうため体の隅々に酸素がいかなくなってしまいます。 数値上には出なくても貧血があったりする。

貧血になると全身倦怠感や動悸、息切れ、食欲不振などの症状が現れます。


今後は体力をつけるのが優先で、体を戻してみてどうか・・・という感じ。

時間がかかるかもしれないけれどあせらずゆっくり、でも歩みは止めず。

本人は散歩がしたいと言っているが、横になってる時間が長いくらいが良いでしょう。
なるべく安静・安静で体の栄養を消費しないこと。

体を動かすのはまだまだで、走りたいな、サッカーしたいな、となっても又しんどくなるから頑張らず家でゆっくり過ごして 26.0kg、27.0kgくらいに戻ってくるまでゆっくりゆっくり過ごした方が良い。

学校生活についてはもう少し体調が戻ってきてから、2学期くらいからボチボチ行けると良いな・・・くらい。』


______以上が息子の体調不良についての担当医による見解と今後についてです。


続いて 定期的に外部から来て巡回して下さっている精神科医による見解です。

中学生息子|精神科医による体調不良の原因と考察

『精神疾患に結び付けず、体力の低下による気持ち悪さが導かれているところが大きい

本人の不安の部分もあるが、精神疾患に関連付ける〇〇病というわけではない。
継続した精神科的な診療は必要なし。

気持ちだけの問題なら長引くはずだが、入院当日15:00に点滴を始めて夜にはスッキリ気持ち悪さがとれていた。

気持ちだけの問題なら長引くはず。

ちょこちょこ気持ちが悪くなるのは心のものかもしれないが、そこだけにフォーカスせず体を立て直すのが一番でしょうね。』


______以上、精神科医による見解でした。

まとめ

担当の先生に病名を伺ったところ 広い意味では摂食障害ということになるそうです。


今回の入院で、日々の食生活がいかに大切かに気付かされました。

もちろん心の問題も0ではないですが、低栄養と脱水からこんなことになってしまうなんて・・・。


親である私が何とかしてやれなかったものか・・・。

昨年の11月中旬から続く体調不良で 未だに学校へ行けずにいる息子の失ったものがあまりにも大きすぎて、悔やんでも悔やみきれませんが 失ったものばかり数えていても仕方がありません。


今後の息子の体調の経過を見ながら一歩一歩進んでいくしかありません。

幸いにも 退院して11日目の息子の体調は、入院前に比べたら比べものにならない位良くなっています。



次回は退院後の息子の体調をお話してみたいと思います☺









ただただ、笑顔が戻ればそれで良い!

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